ダイナミックグローブSP

ダイナミックグローブSP
5月20日(木) 17:00~ ダイナミックグローブSP 開催600回記念大会 生中継!

ボクシングの最新試合をお送りする「ダイナミックグローブSP」。若手選手のデビュー戦から注目の世界タイトルマッチまで、熱気あふれる試合の模様をお伝えします。

日テレジータスでは後楽園ホールの興奮そのままに、生中継を中心に放送します。

放送内容
放送日 放送時間

ダイナミックグローブSP(322)
第601回大会(4/21開催)

日本スーパーウェルター級タイトルマッチ10回戦
松永宏信(横浜光)× 中島玲(寝屋川石田)

5月10日(月) 17:00 ~ 20:00

ダイナミックグローブSP(321)
開催600回記念大会(5/20開催)

OPBF・WBOアジアパシフィック ウェルター級王座統一戦12回戦
豊嶋亮太(帝拳)× 別府優樹(久留米櫛間&別府優樹)

ここが見どころ!

1981年~2021年 600回を迎える「ダイナミックグローブ」

浜田剛史(帝拳)や高橋直人(ナオト=アベ)、辰吉丈一郎(大阪帝拳)、山中慎介(帝拳)といった記憶にも記録にも残る世界王者や名選手を数多く輩出してきた「ダイナミックグローブ」が、5月20日(木)に東京・後楽園ホールで開催されるウェルター級の東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・タイトルマッチ、豊嶋亮太(帝拳)対別府優樹(久留米櫛間&別府優樹)で600回目を迎える。のちに日本ライト級、日本&東洋太平洋ウェルター級王者になる尾崎富士雄(帝拳)が出場した「第1回ダイナミックグローブ」が1981年10月10日だから、今年でちょうど40年ということになる。

この間、数々の名勝負が繰り広げられてきた。1980年代には、ダウン応酬の激闘として知られるジャッカル丸山(国際)対関博之(帝拳)の第1戦(1983年3月)、浜田が連続KO勝ちの記録を15に伸ばしたダウトーン・チュワタナ(タイ)戦(1985年4月)、30年以上経ったいまも語り草となっている伝説の一戦、マーク堀越(八戸帝拳)対高橋ナオトの日本スーパー・バンタム級タイトルマッチ(1989年1月)などが有名だ。1990年代には、のちのカリスマ、辰吉がプロ転向4戦目で日本バンタム級王座を獲得した岡部繁(セキ)との一戦(1990年9月)、のちに世界王者になるセレス小林(国際)が、プロ3戦目で戴冠を狙った石原康英(松田)を7回TKOで退けた日本スーパー・フライ級タイトルマッチなどが印象深い。

21世紀に入ってからも数多くの好カード、名勝負が刻まれてきた。ベネズエラ出身のホルヘ・リナレス、初の高校6冠として注目を浴びてデビューした粟生隆寛、「スピードキング」西岡利晃、五輪戦士の五十嵐俊幸、スピードと強打を併せ持った下田昭文、「ボンバーレフト」三浦隆司、逆転の判定勝ちで戴冠を果たした木村悠ら帝拳勢の活躍は特筆に値するだろう。なかでも「ゴッドレフト」を主武器にWBC世界バンタム級王座を12度防衛した山中慎介(帝拳)の活躍は際立っている。その山中も「ダイナミックグローブ」の“OB”で、日本王者時代の2011年3月には岩佐亮佑(セレス)を相手に歴史に残る名勝負を展開している。現役のWBO世界フライ級王者、中谷潤人(M.T.)も「ダイナミックグローブ」から飛翔した選手だ。

スタートから40年で迎える600回目は記念すべき通過点にすぎない。これからも「ダイナミックグローブ」から多くの名勝負、世界王者が誕生してくれることを願う。

OPBF・WBOアジアパシフィック ウェルター級王座統一戦12回戦
豊嶋亮太(帝拳)× 別府優樹(久留米櫛間&別府優樹)

今年1月、長濱陸(角海老宝石)に12回判定勝ちを収めて東洋太平洋ウェルター級王座を奪った豊嶋亮太(25=帝拳)と、2019年12月に矢田良太(グリーンツダ)を大逆転の10回TKOで屠って空位のWBOアジアパシフィック王座を獲得した別府優樹(30=久留米櫛間&別府優樹)が、互いのベルトをかけて拳を交える。豊嶋はWBCで35位、別府はWBOで世界挑戦圏内の11位にランクされており、次へのステップという意味でも重要な一戦といえる。ともに序盤KO勝ちが多いだけに、一瞬たりとも目の離せない試合になりそうだ。

豊嶋は2014年11月にプロデビュー(4回引き分け)し、4戦目と10戦目にともに海藤正治(シュウ)に判定負けを喫したが、この3試合以外は順調に白星を重ねてきた。特に3年前にA級(8回戦以上)に昇格してからは6連勝(3KO)と絶好調だ。単に勢いだけでなくパンチの正確さやテクニック、試合運びといった個々の戦力も確実にアップしてきている。先の長濱戦は初の12回戦だったが、内容も試合運びも十分に評価できるものだった。イーブンで前半を終えると中盤からペースを上げ、7回に右ストレートでダウンを奪って大きくリード。終盤に入ってもガス欠に陥らずに優勢を保ったまま試合終了のゴングを聞いた。KOは逃したものの12ラウンドをフルに戦いきった意味は大きい。それまで9ラウンド以上を戦ったことがなかった豊嶋にとっては、戴冠という目に見えるものだけでなく精神面でも大きな収穫があったはずだ。長濱戦を含む戦績は16戦13勝(8KO)2敗1分。ガードを高めに置いた構えから慎重に圧力をかけ、上下に揺さぶりをかけながら右ストレート、左フックに繋げる攻撃パターンを持っている。決して強打者というイメージが浸透している選手ではないが、右ストレートはタイミングが良く、威力も十分にある。加えて長丁場でもスタミナに問題がないことが証明されたことで、試合の組み立てや戦術の幅が広がったはずだ。

別府はアマチュアで19戦(10勝2KO9敗)を経験後、2012年10月にプロ転向を果たした。ジムのある福岡県久留米市だけでなく大阪府、東京都、愛知県など各地のリングに上がり、初陣から4年間に14連続KO勝ちをマーク。元日本&東洋太平洋王者のチャールズ・ベラミー(横浜光)に15連続KOは阻まれた(8回引き分け)が、その後、再び4連続KO勝ちを収めるなどハードパンチャーぶりを強く印象づけてきた。2018年10月、日本王座への挑戦者決定戦で永野祐樹(帝拳)に8回判定負け。これが23戦して唯一の敗北だ(21勝20KO1敗1分)。再起2勝後、矢田を10回TKOで下してWBOアジアパシフィック王座を獲得した。この試合、別府は2回に先制のダウンを奪ってリードを奪ったが、4回には自身がダウン。6回には2度、さらに7回と9回にもダウンを追加されるなど敗色濃厚だったが、10回に連打をまとめてレフェリー・ストップに持ち込んだ。年間最高試合の候補に挙がるほどの激闘だった。さすがに5度のダウンを喫したとあっては総合的な評価を上げるわけにはいかないが、右手を痛めた状態での対応力や心身両面のスタミナなど本人なりの収穫はあったものと思われる。別府は戦績が示すとおりの強打者で、パワーを前面に出して戦うことが多い。攻撃偏重の傾向があるためガードがルーズになることが多いが、その分、試合はスリリングだ。分厚い上体から思い切り打ち込む左右フックや右アッパーの陰に隠れがちだが、タイミングのいい左ジャブも持っている。矢田戦から1年5ヵ月ぶりのリングとなるが、これが休養というプラス効果をもたらすのか、勘の鈍りというマイナスに出るのか。蓋を開けてみないと分からない面もある。

KO率では別府が87パーセントで、50パーセントの豊嶋を数字では大きくリードしている。興味深いのは両者とも序盤のKO勝ちが多い点であろう。別府は20KOのうち18度、豊嶋も8KOのうち7度も3ラウンド以内でけりをつけているのだ。対戦相手との力量差も考慮しなければならないが、ともに早いラウンドからエンジンをかけることができるタイプといえる。KO決着が約束されたカードといってもいいだろう。今回も序盤から目の離せない戦いになりそうだ。仕掛けるのは別府か。左ジャブで煽りながら横殴りの右フック、返しの左フック、距離が詰まれば右アッパーを突き上げてくるものと思われる。豊嶋は左右への動きと左ジャブで対応し、機を見て右ストレートを狙いたいところ。近況がよくバランスのとれた戦力を備えつつある豊嶋に分があるとみるが、別府のパワーがすべてをひっくり返す可能性も十分にある。

5月20日(木) 17:00 ~ 20:30

ダイナミックグローブSP(323)
第602回大会(5/19開催)

日本ミドル級タイトルマッチ10回戦
竹迫司登(ワールドS)× 国本陸(六島)

5月24日(月) 17:30 ~ 20:30
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