プロレスクラシック ～伝承～

1989年4月20日 大阪府立体育会館
（世界ジュニア選手権）
仲野信市 vs 百田光雄

1989年5月12日 後楽園ホール
（世界ジュニア選手権）
百田光雄 vs ジョニー・スミス

1989年5月12日 後楽園ホール
（5番勝負 第1戦）
ダイナマイト・キッド、デイビーボーイ・スミス vs ダニー・クロファット、ダグ・ファーナス

【小橋伝承試合】
1989年4月20日 大阪府立体育会館
（三冠統一選手権）
ジャンボ鶴田 vs 天龍源一郎

1989年4月、大阪の地でジャンボ鶴田の保持する三冠統一王座に天龍源一郎が挑戦した！ 鶴田と天龍の全日本プロレス切り札的なカードは、“鶴龍対決”いうブランド対決。この一戦に統一されたばかりの三冠王座をかけた世紀の一戦が行なわれた。この試合を小橋が伝承試合として解説する。そして、同会場で行なわれた世界ジュニア戦では、“6時半の男”百田光雄が悲願の王座を奪取！ その初防衛戦も併せてお届け。

1997年5月18日 後楽園ホール
小橋健太、ジョニー・エース、パトリオット vs 川田利明、田上明、大森隆男

1989年5月13日 愛知県体育館
（世界タッグ戦）
ジャンボ鶴田、谷津嘉章 vs ダニー・スパイビー、ディック・スレーター

【小橋伝承試合】
1989年5月20日 小山ゆうえんちスケートセンター
（5番勝負 第4戦）
ダイナマイト・キッド、デイビーボーイ・スミス vs ダグ・ファーナス、ダニー・クロファット

1989年5月24日 秋田県立体育館
（世界タッグ戦）
ジャンボ鶴田、谷津嘉章 vs ダイナマイト・キッド、デイビーボーイ・スミス

1980年代初頭、ダイナマイト・キッドとデイビーボーイ・スミスは、新日本プロレスのジュニアクラスを席巻。その後、WWF（現WWE)に戦場を移すとタッグ王座も獲得、ブリティッシュ・ブルドッグスとして頂点を極めた。すると1984年末に全日本プロレスへと電撃移籍。国内外を問わずトップレベルの選手たちと肌を合わせた。そして1989年5月、その二人にあこがれるダグ・ファーナス、ダニー・クロファットのカンナム・エキスプレスと対戦、シリーズ中に5番勝負を受けてみせた。小橋が伝承試合としてこの一戦を解説。さらに世界タッグ王座挑戦試合もお届け。また、2021年7月、急逝したパトリオット選手を偲んで、小橋とのユニットG.E.T.の試合も振り返る。

1989年6月5日 日本武道館
（世界ジュニア選手権）
百田光雄 vs 寺西勇

1989年6月5日 日本武道館
谷津嘉章 vs 高野俊二

【小橋伝承試合】
1989年6月5日 日本武道館
（特別試合）
スティング vs ダニー・スパイビー

1989年6月5日 日本武道館
（三冠統一選手権）
ジャンボ鶴田 vs 天龍源一郎

1989年6月5日、全日本プロレスは日本武道館でビッグマッチを行った。この日のメインイベントは三冠統一王座をかけたジャンボ鶴田と天龍源一郎の一騎打ち“鶴龍対決第5章”。前回対戦の4月の大阪大会では、天龍が屈辱の失神KO負け。そしてこの試合で首を負傷した天龍は、その後、欠場に追い込まれた。全日本を改革しようと決起した天龍革命からちょうど2年、天龍は自らを追い込み大一番に臨んだ！ 伝承人・小橋の解説試合は、未知の強豪スティングと全日本常連外国人ダニー・スパイビーの一戦。NWAのドル箱カードに小橋も大興奮！

1989年6月5日 日本武道館
（アジアタッグ選手権）
川田利明、サムソン冬木 vs ダグ・ファーナス、ダニー・クロファット

1989年6月5日 日本武道館
スタン・ハンセン、テリー・ゴディ vs ダイナマイト・キッド、デイビーボーイ・スミス

1989年6月8日 千葉公園体育館
（世界タッグ選手権）
ジャンボ鶴田、谷津嘉章 vs スタン・ハンセン、川田利明

【小橋伝承試合】
1989年7月1日 大宮市民体育館
（世界ジュニアヘビー級選手権）
百田光雄 vs ジョー・マレンコ

1989年は全日本プロレスのジュニア王座が目まぐるしく移動した。1月に当時の王者・渕 正信がジョー・マレンコへ王座を明け渡すと、そこからマイティ井上→仲野信市→百田光雄とわずかな間に次々と王者が入れ替わる戦国時代。そんな中、6時半の男と呼ばれた前座の星、百田はここまで2度の防衛を重ねてきた。迎える3度目の防衛戦の相手は元王者のマレンコ。業界屈指のテクニシャンを前に百田は至宝を守れたのか？ 伝承人・小橋が番組ならではの切り口で試合を解説する。

1989年7月3日 高崎市中央体育館
ジャンボ鶴田、谷津嘉章、ザ・グレート・カブキ
vs
天龍源一郎、スタン・ハンセン、サムソン冬木

1989年7月11日 札幌中島体育センター
（世界タッグ選手権）
ジャンボ鶴田、谷津嘉章 vs 天龍源一郎、スタン・ハンセン

【小橋伝承試合】
1989年7月11日 札幌中島体育センター
ボビー・フルトン、トミー・ロジャース vs トム・ジンク、ジム・ブランゼル

1989年7月11日 札幌中島体育センター
（世界ジュニアヘビー級選手権）
ジョー・マレンコ vs ディーン・マレンコ

1989年7月、全日本プロレスは北のメッカである札幌中島体育センターでビッグマッチを行なった。前月、日本武道館で三冠王座がジャンボ鶴田から天龍源一郎へ移動。その代償は大きく両者激闘の末にケガを負った。三冠王者となった天龍は病み上がりの中、五冠王を目指し最強パートナーのスタン・ハンセンと五輪コンビに挑んだ。伝承試合は外国人同士によるタッグマッチ。プロレスの本場アメリカで人気を博したザ・ファンタスティックスが来日し、躍動感あるトム・ジンク組と対戦アメリカンチーム対決が実現した。それは外交力のある馬場ならではのマッチメークだった。

【小橋伝承試合】
1992年11月27日 札幌中島体育センター
（'92世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦）
ジャイアント馬場、小橋健太 vs 三沢光晴、川田利明

1994年3月5日 日本武道館
(夢のカード)
スタン・ハンセン、ジャイアント馬場 vs 三沢光晴、小橋健太

日本プロレス界の巨星、ジャイアント馬場が亡くなって23年。命日にあたる1月31日に初回放送となった当番組で馬場さんの勇姿を振り返る。まずは、伝承人であり、馬場さんの付き人でもあった小橋との親子タッグを自身が伝承試合で解説。試合は1992年末の最強タッグの公式戦。当時、人気絶頂の三沢光晴、川田利明の超世代2トップとの一戦。さらに、1994年3月の武道館で“夢のカード”として行なわれた一戦。スタンハンセンと馬場さんのタッグに、三沢と小橋が世界タッグ王者として対峙。結果、三沢が馬場から初のピンフォール勝ちという歴史的一戦も振り返る。

1989年7月15日 後楽園ホール
谷津嘉章 vs ジョン・テンタ

1989年7月15日 後楽園ホール
ジョー・マレンコ、ディーン・マレンコ vs ボビー・フルトン、トミー・ロジャース

1989年7月16日 後楽園ホール
天龍源一郎、スタンハンセン vs 川田利明、サムソン冬木

【小橋伝承試合】
1989年7月16日 後楽園ホール
ジャイアント馬場、ラッシャー木村、ジョン・テンタ
vs
ジャンボ鶴田、ザ・グレート・カブキ、渕正信

1988年7月17日プエルトリコから“超獣”ブルーザー・ブロディが急逝、のニュースが日本に飛び込んできた。誰もが耳を疑ったが、それは事実だった。全日本プロレスは、一年後にメモリアルナイトとして、ブロディを追悼する大会を行なった。かつて“超獣コンビ”として世界最強といわれるタッグを結成したスタン・ハンセンもこの大会には参加した。さらには師匠であるキング“カーチス”イヤウケアも来日しブロディの死を悼んだ。普段は組まれることのない馬場対鶴田、さらには天龍同盟の同士対決も組まれた。

1989年7月28日 桐生市民体育館
（世界ジュニア選手権）
ジョー・マレンコ vs 渕正信

【小橋伝承試合】
1989年7月18日 滋賀県立体育館
(三冠統一選手権)
天龍源一郎 vs 谷津嘉章

1989年7月22日 石川県産業展示館
(世界タッグ選手権)
天龍源一郎、スタン・ハンセン vs ジャンボ鶴田、谷津嘉章

1989年7月、滋賀県大津市において三冠統一選手権試合が行なわれた。王者である天龍源一郎の初防衛戦。選手権開催の発表は直前の4日前という異例のタイトルマッチとなった。両者のベルトをかけた過去の対決は3試合。ここまでは天龍がいずれもUN王座をかけ2勝1分けと分がいいが、天龍曰く、戦いにくい相性の悪い相手が谷津。防衛戦となったこの試合、小橋が伝承試合として解説する。また、全日本ジュニアの頂上決戦との呼び声高い王者ジョー・マレンコと渕 正信の一戦。さらには世界タッグ選手権のリターンマッチ、新王者組の天龍＆ハンセンに鶴田＆谷津の五輪コンビが挑む一戦もお届け。

【小橋伝承試合】
1989年9月2日 日本武道館
小橋健太 vs ジョニー・エース

1989年9月2日 日本武道館
(アジアタッグ選手権)
ダニー・クロファット、ダグ・ファーナス vs 川田利明、サムソン冬木

1989年9月2日 日本武道館
（特別試合）
ジャンボ鶴田 vs 谷津嘉章

1989年9月2日 日本武道館
（三冠統一選手権）
天龍源一郎 vs テリー・ゴディ

1989年9月、全日本プロレス秋の日本武道館大会。この日のメインイベントは、天龍源一郎の保持する三冠王座にテリー・ゴディが挑戦した試合。セミファイナルでは、特別試合として五輪コンビのジャンボ鶴田と谷津嘉章のパートナー対決が実現した。しかし、そんな中で密かに注目を集めた試合があった。それは“日米ヤングジェネレーション対決”。若い日の小橋健太とジョニー・エースによるシングルマッチ。のちにタッグも結成した両者が激突。お互いの実力を確かめ合うような一戦を小橋自身が伝承試合として解説する。また、ほかにもカンナムエキスプレスとフットルースによるアジアタッグ選手権も行なわれた。

1991年1月2日 後楽園ホール
小橋健太 vs スタン・ハンセン

1991年9月4日 日本武道館
小橋健太 vs スタン・ハンセン

【小橋伝承試合】
1992年7月8日 青森県営体育館
小橋健太 vs スタン・ハンセン

1993年7月29日 日本武道館
(特別試合)
小橋健太 vs スタン・ハンセン

プロレス界のレジェンド“不沈艦”スタン・ハンセン。日本マットでいくつもの名勝負をみせてきたハンセンだが、その最強外国人に挑んでいったのが、デビュー当時の若き小橋健太だった。今回のプロレスクラシック伝承では、90年代初頭の若き日の小橋と、すでにトップ中のトップだったハンセンとのシングルマッチから4試合を厳選してお送りします。いずれの試合も、やられてもやられても起ち上がる小橋の不屈の姿に、会場からは自然と小橋コールが！ 伝承試合では、小橋がデビューから5年目にして初めて外国人選手を相手にメインイベントをつとめた1992年7月の青森での試合をお届け。当日は夏のテレビマッチ。リング照明もあり、小橋自身がレスラー人生の中で、最も暑かったと語るスタミナマッチ。その試合を平川アナウンサーとともに振り返る。

【小橋伝承試合】
1977年8月25日 田園コロシアム
(UNヘビー級選手権試合)
ジャンボ鶴田 vs ミル・マスカラス

1993年12月3日 日本武道館
('93世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦)
三沢光晴、小橋健太 vs 川田利明、田上明

1988年2月、プロレスラーとしてデビューした小橋建太。当時のプロレスラーといえば、レスリングや大相撲といった実績があってのデビューが主流だった。だが小橋はサラリーマンからの転身、という異色な選手だった。その小橋が自身初めてプロレスをテレビで観た試合は1977年夏に行なわれた“雨の田コロ決戦”と呼ばれたジャンボ鶴田対ミル・マスカラス。当時10歳だった小橋少年の目に、この試合はどう映ったのか？ 改めてみるこの試合をどう感じるのか、伝承試合として解説。こうしてプロレスラーの道を目指した小橋がデビューから5年経った1993年、ついにトップレスラーの仲間入りを果たす。三沢光晴、川田利明、田上明とともに全日本四天王と呼ばれるまでに成長した小橋。その象徴的な試合となった日本武道館での最強タッグ公式戦を紹介。

【小橋伝承試合】
1989年9月15日 後楽園ホール
大熊元司 vs 永源遙

1989年9月15日 後楽園ホール
高野俊二 vs 仲野信市

1989年9月15日 後楽園ホール
ジャンボ鶴田、谷津嘉章 vs ザ・グレート・カブキ、小橋健太

1989年9月15日 後楽園ホール
ジャイアント馬場、ラッシャー木村、渕正信 vs 天龍源一郎、川田利明、サムソン冬木

1989年、全日本プロレスの総帥ジャイアント馬場は、自らの団体の“明るく楽しく激しいプロレス”を提唱した。ジャンボ鶴田、天龍源一郎、スタン・ハンセンらのトップレスラーが激しいプロレスを展開する中、前座で明るく楽しいプロレスをみせて観客を沸かせていたのがラッシャー木村のマイクパフォーマンスであり、大熊元司、永源遙らの笑いを誘うファイトだった。今回はジャイアント馬場デビュー30周年を祝う大会となった9月15日後楽園大会をたっぷり放送。そしてその伝承試合は、当時の名物カードでもあった大熊と永源のシングルマッチをご紹介。伝承人である小橋も当初は戸惑いをみせるも終わってみれば大満足の一戦をとくとご覧あれ。

【小橋伝承試合】
1989年10月11日 横浜文化体育館
（アジアタッグ選手権試合）
ダニー・クロファット、ダグ・ファーナス vs ジョー・マレンコ、小橋健太

1989年10月20日 愛知県体育館
（世界ジュニアヘビー級選手権試合）
ジョー・マレンコ vs 渕正信

1989年10月11日 横浜文化体育館
（三冠選手権試合）
天龍源一郎 vs ジャンボ鶴田

1989年10月、小橋健太がアジアタッグ選手権に挑んだ。相手はカンナム・エキスプレスのダニー・クロファット、ダグ・ファーナス。当時のアジアタッグ戦線を大いに盛り上げたこの王者組に対し、小橋がどう挑んでいくのか注目。そのパートナーは、アメリカの師匠ともいえるジョー・マレンコ。菊地毅とともにマレンコ兄弟とのハワイ特訓も行った小橋は、デビュー2年目ながらメキメキと力をつけていた。この試合は、特別企画『小橋建太セレクション』としてお届けします。また、その9日後に行われた世界ジュニア戦では、挑戦者決定リーグ戦を制し勝ち上がった渕正信が、王者マレンコに挑んだ一戦もご紹介。そして、締めの試合は三冠王座をかけた“鶴龍対決第6章”。この年の6月に王者となった天龍に前回王者のジャンボ鶴田が挑んだ一戦。掛け値なしの大一番！

【小橋伝承試合】
1989年10月20日 愛知県体育館
(ジャイアント馬場デビュー30周年記念試合)
ジャイアント馬場 vs タイガー・ジェット・シン

1989年10月20日 愛知県体育館
(アジアタッグ選手権試合)
ダグ・ファーナス、ダニー・クロファット vs 川田利明、サムソン冬木

1989年11月17日 大阪府立体育会館
(’89世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦)
天龍源一郎、スタン・ハンセン vs ダイナマイト・キッド、デイビーボーイ・スミス

1989年11月17日 後楽園ホール
(’89世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦)
天龍源一郎、スタン・ハンセン vs テリー・ゴディ、ビル・アーウィン

1989年10月、ジャイアント馬場が自身のデビュー30周年記念試合第2弾を行なった。会場は愛知県体育館、対戦相手は“インドの狂虎”タイガー・ジェット・シン。第1弾は、9月に宿敵ブッチャーを倒した馬場。今回の相手は、アントニオ猪木のかつてのライバルであるシン。今回のプロレスクラシック伝承は、2022年10月1日に亡くなられた猪木氏のお話も交えながら、進行していきます。また、番組後半は掉尾を飾る世界最強タッグの序盤戦をお送りします。この年、電撃合体を果たした天龍源一郎とスタン・ハンセンの龍艦砲の公式戦2試合をお届けします。

1989年11月25日 富士市吉原体育館
(’89世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦)
天龍源一郎、スタン・ハンセン vs アブドーラ・ザ・ブッチャー、タイガー・ジェット・シン

【小橋伝承試合】
1989年11月29日 札幌中島体育センター
(’89世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦)
ジャイアント馬場、ラッシャー木村 vs 天龍源一郎、スタン・ハンセン

1989年12月6日 日本武道館
(’89世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦)
ジャンボ鶴田、谷津嘉章 vs 天龍源一郎、スタン・ハンセン

1989年11月、この年の世界最強タッグ決定リーグ戦の最大の目玉チームであった天龍源一郎とスタン・ハンセンの龍艦砲が、北の大地札幌でジャイアント馬場、ラッシャー木村組と激突した。日本プロレス史上に残るこの試合を、小橋伝承試合としてお届け。ここまで全勝と波に乗る天龍組。入場から早くも仕掛けると、最後は見事、天龍が馬場からピンフォールを奪うという快挙をやってのけた。また最終戦の日本武道館では、全勝同士チームの対決が実現！ ジャンボ鶴田と谷津嘉章の五輪コンビと龍艦砲がタッグ最高峰レベルの戦いでこのリーグ戦を締めくくった。

1990年1月2日 後楽園ホール
ジャンボ鶴田、ザ・グレート・カブキ、高木功 vs 天龍源一郎、川田利明、サムソン冬木

1990年1月3日後楽園ホール
天龍源一郎 vs イワン・コロフ

1990年1月20日上田市民体育館
ジャンボ鶴田、高木功 vs 天龍源一郎、川田利明

1990年1月24日遠野市民センター
ザ・グレート・カブキ、高木功 vs 天龍源一郎、川田利明

【小橋伝承試合】
1990年1月28日 後楽園ホール
（小橋健太七番勝負 最終戦）
小橋健太 vs アブドーラ・ザ・ブッチャー

1989年12月6日 日本武道館
（'89世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦）
ジャンボ鶴田、谷津嘉章 vs 天龍源一郎、スタン・ハンセン

1990年新春早々、全日本プロレスで遺恨が勃発した。デビューわずか3年に満たない高木功が団体の顔である天龍源一郎にかみついた！ ともに角界出身ではあるものの、天龍にとってはまだまだ足元にも及ばない高木だが、襲撃をするなどシリーズを通してガムシャラに天龍に挑んでいった。また、このシリーズは、ひとシリーズで実に7大会も行われた後楽園ホール大会。その全大会において『小橋健太七番勝負』が行われた。小橋は翌月末でデビュー2周年を迎えるグリーンボーイ。それでもここまで6戦を2勝4敗としてきた。そして迎えた最終戦、トップ外国人のアブドーラ・ザ・ブッチャーに挑んでいった。

1990年1月25日 郡山セントラルホール
ジャンボ鶴田、ザ・グレート・カブキ、マイティ井上 vs 天龍源一郎、川田利明、サムソン冬木

【小橋伝承試合(1)】
1990年1月28日 後楽園ホール
天龍源一郎 vs 高木功

【小橋伝承試合(2)】
1990年2月21日 後楽園ホール
ジャンボ鶴田、高野俊二 vs テリー・ゴディ、スティーブ・ウイリアムス

1990年2月24日 一宮市産業体育館
ジャンボ鶴田、ザ・グレート・カブキ、マイティ井上 vs 天龍源一郎、川田利明、サムソン冬木

1990年3月2日 露橋市スポーツセンター
（アジアタッグ選手権）
川田利明、サムソン冬木 vs ダグ・ファーナス、ダニー・クロファット

今回のプロレスクラシック伝承は、小橋伝承試合が2試合。まずは1990年新春早々、遺恨が勃発した天龍源一郎と高木功の一騎打ち。シリーズ開幕戦から続いたこの因縁もついに最終戦で決着をつけた。小橋の目に高木の奮闘はどうみえたのか？ また、もうひとつの伝承試合は2月シリーズに全日本プロレス初参戦を果たしたスティーブ・ウイリアムスの試合をお届けします。パートナーにはテリー・ゴディ、対するジャンボ鶴田とは注目の初対決。移籍前の新日本プロレスではアントニオ猪木をも苦しめたウイリアムスが、王道マットでどういったファイトをみせたのか？

1990年3月6日 日本武道館
（三冠選手権試合）
ジャンボ鶴田 vs バリー・ウインダム

1990年3月6日 日本武道館
（世界タッグ選手権試合）
天龍源一郎、スタン・ハンセン vs テリー・ゴディ、スティーブ・ウイリアムス

1990年3月24日 後楽園ホール
谷津嘉章 vs スティーブ・ウイリアムス

【小橋伝承試合】
1990年3月24日 後楽園ホール
ジャンボ鶴田、田上明 vs スタン・ハンセン、ダニー・スパイビー

1990年3月、全日本プロレスは恒例の日本武道館大会を開催。注目は2大選手権。セミファイナルでは、王者ジャンボ鶴田が大型外国人バリー・ウインダムを相手に防衛戦を行なった。そしてメインイベントは世界タッグ選手権。王者組は天龍源一郎、スタン・ハンセン組。そして、この二人に挑んだのが、テリー・ゴディ、スティーブ・ウイリアムス組。アメリカで実績十分のタッグが挑んだ一戦は結果、ベルトが移動。この試合を最後にハンセン組はタッグを解消してしまう事態に。こうして迎えた次シリーズ、ハンセンは早くも新パートナーを連れて来日。それが2メートルを超える身長を持つダニー・スパイビー。スパイビーはかつての最強相棒ブルーザー・ブロディのようなタッグパートナーとなれるのか？ この試合を小橋が伝承試合として解説する。